自己紹介

はじめまして。
手掌・掌蹠多汗症を持っていますが日々楽しく生活しているうなころです。
ちなみにこのブログのドメイン名がteasekappaってなっていますが手汗のカッパっていうことです。カッパの手が湿っているかどうかなんて知りませんが何となく湿ってそうじゃないですか?(笑)
嫁にカッパって言われるのでこのドメイン名にしました♫

このブログに来る方はおそらく手掌・掌蹠多汗症に悩んでいる人が多いと思いますので説明はいらないかと思いますが、初めて手掌・掌蹠多汗症を知った人や自分が手掌・掌蹠多汗症かもしれないと思っている人にどんな病気か簡単に説明したいと思います。

手掌・掌蹠多汗症は簡単に言うと、自分の意思とは関係なく手のひらや足の裏から汗が出続ける病気です。汗が出ない普通の人にとっては汗が出るくらいでって言う人もいるでしょう。
だけど手掌・掌蹠多汗症の人はこの汗にほぼ毎日、いかなる時も悩まされています。一時的に汗が止まったとしてもまたいつ出だすかわからないんです。
しかも出る時は簡単も出始めるのに一度出始めたら中々止まりません( ;∀;)
手掌・掌蹠多汗症がない人は常に蛇口で手を洗って軽く水を拭いたような状態で生活し続けるというような状態を想像して下さい。
実際その状態で生活するのは不便ですし生活を送るのが辛くなります。

また詳しくはこれからのブログ記事に書きたいと思いますが僕は物心ついた頃に手掌・掌蹠多汗症に気づきました。
それからは人に手汗を気づかれないように気づかれないように生活をしてきました。今も僕が手掌・掌蹠多汗症であると知っているのは家族とごく仲のいい友達くらいしかいないと思います。

でも僕は今、医師として働いています。ちなみに皮膚科医ではありません。
確かに手掌・掌蹠多汗症に悩んでいる患者さんの気持ちは痛いほどよくわかると思います。
でも僕自身が手掌・掌蹠多汗症に悩んでいるからといって人生を捧げる仕事内容まで手掌・掌蹠多汗症に囚われたくなかったのかもしれません。なので自分の楽しい、興味があると思えた消化器内科医として働いています♫

医師や看護師などの医療職というと日常の診療の中で人に触れ合う機会が多い職業です。手掌・掌蹠多汗症の人は基本的に人と好んで触れ合いたい方はいないと思います。自分が嫌だと言うよりも他人にどう思われるか気になってしまうからです。

僕も研修医になった頃は患者さんの診察の時にどう思われるか不安で不安で仕方ありませんでした(^_^;)お腹も遠慮がちに触診していたと思います・・・。
でも実際働き出して10年弱経ちましたがこれまで何千人と診察してきて手汗がすごいので診察やめて下さいとか手が濡れてますねとか言われたことは一度もありません。

僕は手掌・掌蹠多汗症でいうとGrade2〜3くらいなので触られれば絶対に手が濡れていると患者さんも感じると思います。
僕もこればっかりは何で言われないのか今だにわかりません(^_^;)患者さん自身に聞けませんしね(笑)
好意的にこんなに汗かくくらい一生懸命に診察してくれてありがとうと言われることすらありますし♫僕がいい患者さんばかり診ているのかもしれませんね!

ちなみに手が冷たいとは言われることがあります。
こればっかりは普通の手の人なら手をこすり合わせれば温まりますが手掌・掌蹠多汗症の人は汗が抵抗になって手をこすり合わせることすら困難ですし、擦り合わせても暖かくなることはないのでごめんなさいねと言いながら診察を続けます。
学生の時、腹部診察は手をこすり合わせて温めてから始めるようにと指導されたのを覚えていますが僕は聞いた瞬間無理ってあきらめました(笑)
無理なものは無理なんです。そのくらい気楽に考えてもいいのかもしれません。

先ほどGrade2〜3くらいと書きましたが汗が出始めるとこんな感じになります(^_^;)


汗の雫もできていて手を振れば汗が飛び散るでしょう。
これは昨日このブログの設定をしていたんですがその際に別のブログの設定を間違えて消してしまいそうになり焦った時の写真です(^_^;)
僕の場合、汗の出始めはこんな感じになることが多いですが徐々におさまっていきGrade2くらいに落ち着きます。

このブログは手掌・掌蹠多汗症で悩んでいる方達を少しでも勇気づけられればと思い始めました。もう自分自身で病気と向き合い上手に手掌・掌蹠多汗症と付き合っている人はこのブログを見る必要はないと思います♫
ですが中学生、高校生、大学生と成長過程にある子達などは本気で悩んでしまう時期があるかもしれません。僕にもありました。
そのような時に人には相談もしづらいのでネットで手掌・掌蹠多汗症のことを一度は調べるでしょう。で僕のブログを見つけ勇気と自信を持ってくれたらと願っています(^_^)

僕は毎日、命に関わる病気の人と向き合っています。
中には僕と同じくらいの年齢の患者さん、僕より年齢の若い患者さんが力が及ばず亡くなってしまうことも多くはないですがあります。
手掌・掌蹠多汗症で命に関わる状況になることはありません。もちろんこんな極端な状況の患者さんと比べられてもと思う方もいるでしょう。
ですが生きてさえいればできることはたくさんあります。僕は病気で救えなかった患者さんの分も毎日充実した人生を手掌・掌蹠多汗症にめげずに送ってやろうと思っています!

このブログでは僕が手掌・掌蹠多汗症で経験してきたことやその対策、一般的な治療法などを紹介しようと考えています。僕が経験してきたことはおそらく手掌・掌蹠多汗症の方達なら誰でも経験してきたことだと思うので自分だけじゃないんだと思ってもらえるだけでもいいなと思ってます♫

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